朝、寝癖を直そうとして水で濡らしてもなかなか直らない・・・
こんな経験があると思います。
実際、水をパパッとつけてドライヤーをしても、思い通りのスタイルになる事はありません。
ドライヤーをかけた直後は少し柔らかい状態、朝起きた時の髪は硬く、しっかりした髪になっています。
この2つの状態の違いは、”水分の量”です。
髪は
・水に濡れている時は柔らかい
・完全に乾くと、硬くしっかり形がつく
このような特徴があります。
ドライヤーで乾かした直後の髪は、乾いている様に見えても、実はまだ水分が残っています。
つまり、完全に乾いていない不安定な状態なんですね。
この状態で布団に入ると、寝ている間に枕でつぶれたり、ハネたりしたまま完全に乾き、しっかり形がつきます。
これが寝ぐせの仕組みです。
実際、ドライヤーをかけてから寝るまでの時間が短いほど、寝癖はつきやすくなります。
朝のスタイリングを楽にするには、寝る前に完全に水分を無くしておく事が重要です。
くせが出て膨らんでしまう場合は、ストレートアイロンを入れておくと良いですね。
毛先をカールアイロンで巻いたり、スタイリング剤をつけるなど、最終的な仕上げは翌朝で大丈夫ですが、その手前のまで仕上げておきましょう。
朝のスタイリングが簡単に済めば、アイロンの時間も短く、髪への負担も少なくなります。
ぜひ、今日の夜から試してみて下さい!!